長時間の部活動。帰ってきたら寝るだけ?勉強と両立する方法とは?
2018/07/01
部活を終わって帰ってきたらヘトヘトに疲れていて、ご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ。普段はウチで勉強するところを見たことがない。部活を一生懸命頑張っているのはわかるけど成績の低下や将来の進路が心配という保護者の皆さんはたくさんいらっしゃるでしょう。
ウチの娘も現役高校生でパレーボール部。部活は平日朝連・午後連とバッチリあり遠方の学校なので朝5時に出て夜は20時過ぎに帰ってきます。
帰ってくるというよりたどり着いたと言ったほうが正確なくらい(笑)で、もう夕飯食べてお風呂に入るか入らないかでバタンキューです。みているともう夜帰ってきて勉強するなんて不可能な感じです。
決して成績優秀なわが子ではないんですが、中間テスト期末テストの時にはなんとか前のテストより成績順位をあげています。そんな彼女に彼女なりの時短・効率勉強法をきいてみました。
1通学時間を最大限に利用する
電車を片道1時間往復2時間利用するので、その間にいろいろと勉強していると言います。テスト期間はテスト範囲の教科書やノートを復習しますが、普段はスマホのアプリを良く使うそうです。
今はいろんな勉強アプリが無料であるんですね?一問一答形式のものから塾の授業が動画で見られるような本格的なものまで組み合わせて利用しているようです。
2部活終了後学校でグループ学習
普段はガッツリと部活の練習をやっていますが、テスト期間(テストの前一週間)は朝連がなくなり、朝学習に午後連は短くなり(完全になくす部活もありますが)その分、グループ学習の時間をとってもらえます。
自分が中高生の頃を振り返るとグループ学習とは言っても友達とおしゃべりに夢中になってちっとも勉強がはかどらなかった記憶がありますが(汗)
学校で勉強するという事と、顧問の先生がたまに見に来るという保険がかかっているので真面目に勉強できるようです。
また先輩・後輩もいっしょなので教わったり、教えたりすることで独りで勉強するとつまづいてしまうところも乗り越えられるみたいですね。
3 習慣化をイメージする。
これは実際どこまで効果があるのかわかりませんが、帰宅してヘロヘロ状態で寝る前に一応、教科書を枕元に準備して一緒に寝ています。
本人に言わせると日々書いているバレーボールノートと一緒に布団へ持ち込んで寝る前におさらいするそうです。そして余力があればそこから勉強するんだそうです。
余力があってそこから勉強する場面はほぼ見たことがないのですが、とりあえず勉強習慣化の第一歩と思って見ています。もしかすると1行2行でも見てから寝れば睡眠学習のような効果があるかもしれませんし(あくまでも希望的観測です)
部活に打ち込める期間は今だけだと思いますので、勉強についてうるさく言ってはいません。ただ部活をやり切って、さあ受験勉強だ!というときに勉強できる下地を作っておくことが大切なのではないかと思います。