部活動、保護者間のトラブルの防ぎ方。回避する考え方とは?

      2018/07/01

子どもの部活動への関わり方は、保護者によって様々です。その子がどのくらいそのスポーツに取り組んできたのか、また家庭環境や、仕事の状況によっても違って当然だと思います。いろいろな考えの人が集まる訳ですから保護者同士ギクシャクしたりトラブルに発展したりする事もありますね。
今回はいくつかのポイントからどうして保護者間で問題が生じるのか?どうしたらトラブルを回避できるのか考えてみました。

部活動のレベル・目標を把握する。

要するにその部活動がどれだけ強いのか?目標は全国大会なのか?県大会出場か?しっかりとした保護者会が運営されているのか?といった事を事前にわかった上で入部しているかどうかです。
全国をねらうようなチームであれば当然部員数も多いですし、普段から遠征試合が多かったりと保護者の仕事はたくさんあるし、公式戦の応援などは極力来るようにと言われるでしょう。伝統的に保護者会でいろいろやり方も決まっているでしょうから、やはり仕事の分担や応援にほとんど行けません。というのは難しいと思います。ある程度予定を調整して参加していかないとトラブルの原因になるかもしれません。
そこまで強くありません。先ずは県大会出場が目標です。というチームでしたら、保護者の負担がそこまで大きくないと思います。
そうであれば都度保護者間で話しあって、できる事をやったりと、ある程度やりやすい様にできるのではないでしょうか?
チーム環境を理解して保護者の関わり方を考えていけばトラブルの元を少なくできるのではないでしょうか?

レギュラーとレギュラー以外の保護者の間の溝

レギュラー選手と控え選手は練習スケジュールや行動予定が違ったりする場合もありますから、それぞれの保護者の間では物理的に情報の共有が難しかったりもします。わが子がレギュラーではないという複雑な気持ちも加わり知らずと溝ができてしまうのも仕方ないかも知れません。
私は自分の子がレギュラーだった事もそうでない時も経験しました。どちらの時も同じように練習を見に行き、応援に参加しました。自分の子がレギュラーではないのに一生懸命応援する保護者の姿はチームを力づけてみんなの気持ちを一つにします。そういう環境を作って行けば溝も埋められると思います。
保護者がもめるという事は、最終的に自分の子どもたちに何らかの影響を与えてしまいます。子どもの為の部活動ですから、保護者同士の多少のトラブルはやり過ごしてスムーズな関係を保ちましょう。

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