ベトナムの堂安?ドアン・バン・ハウ選手19歳DFの注目ポイントは!
アジアカップの準々決勝で日本はベトナムを1-0で下し準決勝進出を決めましたね。虎の子の1点を決めたのは日本の若きMF堂安律(どうあんりつ)!左足でゴール右下を狙ったシュートはGKダン・バン・ラムが反応しましたがボールの勢いでそのままゴールに突き刺さりました。
この堂安選手、ゲーム前に異例の「堂安選手は日本人」報道がなされました。堂安選手の苗字と関係があるらしいです。そしてベトナム代表にも「ドアン」と名乗る選手がいたんですね。そこでこのベトナムのドウアン選手に迫ってみたいと思います。
「堂安選手は日本人です」の報道とは?
堂安選手を英語表記すると「DOAN」実はこれベトナムではもっともポピュラーな苗字のひとつで堂安選手がベトナムにルーツを持つのではないかと関心を集めたんです。もちろん堂安律選手は日本人なのでベトナムのメディア「bongdanet.vn」が憶測を否定したんです。
「1998年6月16日、MF堂安律は兵庫県尼崎市で生まれました。
彼は多くのサッカーファンからベトナム人ではないかと考えられています。なぜならĐoànもしくはDoãnはベトナムでポピュラーな名前であり、逆に日本では珍しいものであるからです。」「しかし最近明らかになったことによると彼の両親は日本人で、ベトナムにルーツはありません」
「news.zing.vn 」も堂安の実力を紹介して
「リツの姓はDoan(堂安)であり、ベトナムのファミリーネームのように見えます。しかし(ベトナムの文字に直すと)ĐoànではなくĐường(堂)An(安)です」
と注意喚起をしました。
ベトナム代表にもDOANがいた!
ところがベトナム代表にもDOANの姓をもつ選手がいました。ドアン・バン・ハウ選手19歳の若きディフェンダーです。
左サイドバック。足技に優れているので攻撃参加もできます。ミドルシュートは強力かつ正確でヨルダン戦でもゴールを脅かしました2018年のアジア競技大会でもU23の代表に選ばれベスト4進出の原動力となりました。若干19歳。背番号5の若手有望選手です。
サイドバックとしては大きい185cmの身長でフィジカルの強さも備えているのでドイツやオランダのクラブチームも関心をよせる逸材です。
日本VSベトナムでDOAN対決!
準々決勝では日本とベトナムが激突。日本は後半11分に堂安がブイ・ティエン・ズンに倒され獲得したPKキックを見事に決めて1点先制。ドアン・バン・ハウ選手は酒井へのファウルでイエローカードをもらってしまいました。その後ドアン選手はゴール前にロングボールをいれますが、ゴールはならず、結局日本が堂安の1点を守り切ってベスト4を決めました。
日本ベトナムのDOAN対決面白かったですね。今後も2人のDOANに注目していきたいところです。