3年A組主題歌クロマニヨンズの生きる!歌詞の意味が真相を導く?
今、話題のドラマ「3年A組~これから皆さんは人質です」の勢いがとまりませんね。担任教師が1クラスの生徒たちを丸ごと監禁、人質にして自ら命をたったクラスメイトを陥れた犯人を追及していくという緊迫のサスペンスドラマですね。
毎回謎が謎を呼び、目が離せない展開なんですが、本編終了後に流れる主題歌、明るいストレートなロックサウンド気になりませんか?一緒に流れる生徒役の若手俳優たちのオフショットと合わせてだいぶポップな感じですよね。ドラマの緊迫ムードから一気に肩の力抜ける感じがしていいんですけどね。
さてこの主題歌はどうして選ばれたのか?歌詞にはどんなテーマがあるのかあたりを探ってみたいと思います。
「生きる」byクロマニヨンズ選んだのは菅田将暉?
さてこのロックサウンドはご存知、甲本ヒロト・真島昌利率いるクロマニヨンズの楽曲ですね。しかしこの「生きる」はこの「3年A組」のために書き下ろされた楽曲ではありません。クロマニヨンズの最新アルバム「レインボーサンダー」に収録されている中の1曲です。
これを聞いた菅田将暉さんと福井プロデューサーの熱烈オファーで主題歌に決定しました。
菅田将暉さんコメント
また一つ夢が叶いました。しかもここぞというタイミングで。
先日、ザ・クロマニヨンズさんのライブにて、この「生きる」を聴いた時、いや、体感といった方がいいでしょうか、そのエネルギー、佇まい、音、言葉は、僕がこのドラマで体現したいものそのものでした。
今を愛し続けることで未来を作る。いつだって誰だって何かを探している。そして、楽しむ。
昔から大好きだったあの人は、今尚、更に、前に進んでいました。
この「生きる」が主題歌になることでドラマ内での人物と造形物の「生き様」に赤い血が頭の先から足先までびっちり通うことができます。本当にありがとうございます。これ以上ない主題歌に心から感謝しています。
福井雄太(プロデューサー)コメント
「 BLUE HEARTS」のCDを手にし、毎日毎日僕の耳と胸に勇気をもらっていた学生時代のあの頃、こうして「ザ・クロマニヨンズ」さんの楽曲として自分が携わる作品に力をいただけるなんて、まるで想像もしていませんでした。本当に、心から感動であり、感謝であり、そして改めて良い作品になるであろう確信をしております。
このドラマも10日間という短い期間の中で、必死に「生きる」人々の姿を描いていく作品です。
ザ・クロマニヨンズさんが奏でるこの時代の「生きる」ということ。そのエネルギーはとても僕自身が描きたい「生きる」力と繋がるところがあり、その音楽の力をお借りできることを嬉しく思います。
名作に名曲あり。大きな武器をお借り出来た本作は大きく羽ばたいていくことと思います。
めちゃめちゃ熱い思いを語っていますね。「生きる」という曲タイトルとドラマの設定の中の生きることがリンクしているんでしょうね。
「生きる」の歌詞サビの言葉が真相を暗示している?
「生きる」サビの歌詞は
見えることだけ それさえあれば
たどりつけない 答えはないぜ
ですね。
前に書いた通りこの曲は「3年A組」のために書かれた曲ではないので解釈は勝手に後付けさせてもらいます。
今見えていることだけで必ず答えにたどり着ける。という事はですよ。犯人にたどり着くヒントはすべて提示されているいうふうにもとれますよね。つまり視聴者にも犯人が分かるヒントはすでに出していますよ。と解釈します。私は最終回にむけて犯人を見つけられるように集中していきます。
クロマニヨンズは3回目の学園ドラマ主題歌だった?
クロマニヨンズは甲本ヒロト・真島昌利(マーシー)を中心にブルーハーツからハイロウズを経て結成されたバンドで、ブルーハーツから数えるとも活躍ているロックバンドです。複雑ではないコード展開と分かりやすいメロディとストレートな歌詞で今現在も多くの人たちを熱狂させています。
学園ドラマでもブル-ハーツ時代から楽曲を提供しています。
ブルーハーツ 1989年「ハイスクール落書き」 トレイントレイン
1990年「ハイスクール落書き」2 情熱の薔薇
ハイロウズ 2000年「伝説の教師」青春
そして今回クロマニヨンズの「3年A組」
このバンドの明るさとパワーが学園ドラマのテーマと一致する部分が多いんでしょうね。最後までお読みいただきありがとうございました。