バレー部応援の方法と実践。準備と声出しはどうやるのか?
2019/06/02
試合の時の応援の仕方ってスポーツによって様々ですよね!バレーボールも試合の場面場面でいろいろなパターンの応援があります。バレー部応援親父としては基本を押さえつつ(笑)応援作法についてみていきたいと思います。
応援席の確保とセッティング
会場の造りにもよりますが基本的な観覧席がある場合はコートをはさんでエンドライン(コートの短い方の辺)のこちら側と反対側の観覧席からそれぞれの学校(チーム)を応援します。この場所の観覧席は専用席としてその試合の学校の応援団だけ使用できます。
どちら側に応援席を陣取るかは試合前に双方の保護者会長が挨拶を交わした後に話し合って決めます。どちらか片方にしか得点表示がない会場も多いのでどちらから応援するのかによって試合中の得点経過が見えずらいという場合もあります。
応援席が決まったら試合前までに学校名(チーム名)を描いたのぼりとチームのスローガンやキャッチフレーズをいれた横断幕を準備して前の試合が終わったら迅速に応援席に設置していきます。
応援担当の部員が使うトラメガ(拡声器)と応援歌の歌詞や選手の名前をかいたメッセージボード等、保護者が使うメガホンや鳴り物を人数分座席に置いていったら準備完了です。
基本的な応援の流れ
1試合前
基本的といっても学校(チーム)によって様々なやり方がありますので、私の経験から大体こんな感じという最大公約数的なところを紹介しますね。
まずお揃いのTシャツはマストです(笑)学校名(チーム名)の入った同じカラーのTシャツは目立ちますから応援席に統一感がでて、一緒に応援しようという団結が生まれます。
選手がユニフォームとしたら保護者はこのTシャツが戦闘服(笑)ですね!
公式ウォームアップが始まるあたりから声出し部員による声出しが始まります。
いーけー行け行け 行け行け〇〇(学校名)!
おーせー押せ押せ 押せ押せ〇〇(学校名)!
のような掛け声から始まる時もありますし、応援歌を歌うパターンもあります。
2試合中
そして選手が整列して試合開始!の瞬間から各校の応援合戦が始まります。
コートにいる選手の名前を順番にコールしたり、大体その学校の基本パターンの応援を冒頭に行います。
味方の選手がサーブを打つと同時に 行ーけー!と声をだします。主に親父が担当し、大勢で声を合わせると太く迫力ある声になるので割と良く目にする応援です。
アタックやブロック、サービスエースなど味方の攻撃が決まった時に、その選手の名前を入れてナイスキー〇〇!ナイスサー△△!のようにプレーごとにコールしていきます。
反対に敵チームに決められてしまった時は
ドンマイ!次一本!と盛り上げていきます。
タイムのかかった時や選手交代、ピンチサーバーの時も決まった掛け声がありますし、セット間も校歌や応援歌を歌いますので試合中は応援団も休むヒマはありません。
とにかく試合中は途切れなく声を出して応援します。夏場で体育館が熱い時にはしっかりと水分補給を取る必要があります。まるで選手のようですね(笑)
いろいろな掛け声(用語集)まとめ
試合中、プレーごとに決まった掛け声があります。場面場面で使ってみましょう!
アタックを決めた時→ナイスキー!
サーブを決めた時→ナイスサーブ!
コース狙って決めた時→ナイスコース!
良いトスアップに→ナイストス!
レシーブの良かった時→ナイスレシーブ!ナイスカット!
ブロックを決めた時→ナイスシャット!
レセプションの時→1本集中〜!
相手の攻撃を一回で切りたい(終わらせたい)時→1本切るよ〜!
応援の時のマナーについて
応援しているとどうしてもエキサイトしてくるのですが、相手のチームを野次るような声出しはやめましょう。よくあるのは相手選手がドリブルやホールディングっぽいプレーをした時に「ドリドリ!」あるいは「ホール!」と野次ってしまいがちです。
あと審判の判定にケチをつけるような野次も控えましょう。特にボールが落ちた時のインアウト判定は見ている位置によって違って見えるので必要以上に主張するのはやめましょう。また自分のチームの選手がミスったときに叱咤激励のつもりで「何やってんだ!」「もったいない!」的な声も気持はわかりますが応援の雰囲気を悪くしますので極力控えましょう。
ここまで私が経験してきた応援について書いてきました。冒頭でも書きましたが学校によっていろいろです。組織的にキッチリ応援スタイルをもっている学校もあれば、もう少しゆるやかに自由な応援をする学校もあります。その学校のスタイルに合わせて楽しく応援しましょう!