熱中症の予防に効く飲み物はやっぱり麦茶!夏の飲み方レシピはこれ!
夏は夜寝苦しかったり、食欲が湧かなかったりと体調を崩しがちですよね。とくに毎日の熱さによる熱中症には対処と予防が必要です。私たちの体は大量に汗をかいて体温調節をしているわけですから、こまめな水分補給が必須です。
私たちが昔から慣れ親しんでいる夏の飲み物、麦茶が熱中症に有効な飲み物らしいんですよね。麦茶の効能や飲み方のアレンジなど調べてみました。
熱中症はどうやって発生するの?
高温の環境に居たり、スポーツをしたりして体内で発生した熱は、皮膚血管を広げたり、汗をかくことによって体外に放出されます。そのため体温を一定に保つことができるわけです。これが体温調節機能です。しかし水分補給が足りないと、水分やミネラル不足により血液がドロドロになって皮膚に血液が集められず、熱を放出できなくなってしまうんですね。これが熱中症の原因です。
体温調節機能がまだ未発達な赤ちゃんや幼児、もしくは体温調節や発汗機能が衰えてきているお年寄りは、とくに注意が必要です。屋内・室内や睡眠中でも、環境・状況によっては熱中症にかかってしまうこともありますね。

熱中症の予防に効く!麦茶の効能は?
300年も前から日本人に親しまれている麦茶には最新の研究で分かったことも含めていろいろな効能があります。身体良いことばっかりですね。
・ノンカフェイン・ノンカロリーなので赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲めます。
・胃壁を守る 胃の粘膜を守る効果があります
・血流アップ アルキルピラジンという成分が血流をアップさせてドロドロになった血液をサラサラにします
・抗酸化機能 活性酸素を除去するのでアンチエイジングにも効果がありあます
・ミネラル補給 汗で失われたミネラルを補う事ができます
・美肌効果 ケイ素という成分がコラーゲンを強化して美肌効果
・高血圧改善 GABAという成分が不要な塩分を排出して高血圧に効果
・コレステロール GABAには中性脂肪とコレステロールを下げる効果も
なんだかこうやってみると麦茶はスーパードリンクと言っても過言ではないですね。
特に熱中症の予防に良いのは血流をアップして血液をサラサラにする効果とミネラルを補給できるという点です。こまめに麦茶を飲む「点滴飲み」がお勧めです。
麦茶のアレンジレシピいろいろ
シンプルに冷やした麦茶ももちろんおいしいですが、夏向きにいろいろアレンジしてみましょう。
塩麦茶 400ミリリットルの麦茶に使用をひとつまみ入れて塩麦茶にすれば汗で失われた塩分の補充できます。
梅麦茶 練り梅や梅干しを潰したものを麦茶に入れてシェイクすれば梅麦茶の出来上がりです。
麦茶牛乳割り 麦茶を牛乳で割ればほんのり香ばしくなんとなくコーヒー牛乳のような味わいにもなります。
麦茶ゼリー 通常のレシピの半分くらいの水で麦茶を濃く作り、300ccの麦茶に5gのゼラチンパウダーを入れ冷蔵庫で冷やせば和風ゼリーができます。お砂糖を大さじ3杯程度入れておいても良いですし、ノンシュガーでトッピングにあんこやきな粉などをのせても風味よく食べられますよ。
麦茶かき氷 麦茶を凍らせてかき氷にして上にゆであずきを乗せれば甘すぎない大人用のかき氷の出来上がりです。
いかがでしたか?熱中症の予防に有効な麦茶を美味しく飲んで、この猛暑を乗り切りましょう!