Jリーグ松尾一審判の誤審が止まらない!過去の炎上試合の内容は?
13日に日産スタジアムで行われたJ1第19節の横浜Fマリノスと浦和レッズ戦でオフサイドをめぐって判定が二転三転し試合が10分間中断、Fマリノスが3-1で勝利しましたが後味の悪い試合となり、サポーター同士のトラブルが発生して両チームが声明を発表すると言う事態になりました。
主審を務めたのは松尾一さん。実はこの方、過去にもいろいろ誤審についてお騒がせしている人なんですね。
松尾一審判のざっくりプロフィール
松尾一(まつおはじめ)さんは1972年9月26日生まれの47歳。大阪府出身ですね。茨木東高校から大阪電気通信大学に進学します。大学在学中に審判の講習を受けて1997年に1級審判員登録となりました。2004年からはJ1リーグの主審として笛を吹いています。
2005年から国際主審に登録されますが、大陸間プレーオフで第4審を担当したときにPKの誤審を招いてしまい2006年に国際主審を外れます。
2007年に再び国際主審に登録されますが、2011年に再び国際主審を外れ現在は国内の試合を担当しています。誤審が原因ですでに国際審判を2度も外れているんですね。
J1では通算279試合で主審を勤めていて、2019年でも16試合主審を担当。16試合中、レッドカード0枚、イエローカード33枚を出しています。
過去の誤審はどういう内容なのか?
2017年1月1日 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝は鹿島アントラーズ2-1川崎フロンターレ 鹿島の西大伍の登里亨平に対するプレスに 警告が出ず、鹿島・ファブリシオの決勝ゴールの時のオフサイドとらなかったのも鹿島寄りのジャッジメントという批判が出ましたね。
2017年5月14日 J1第11節 ヴァンフォーレ甲府VS横浜Fマリノス伊藤のヘディングゴールがオフサイド判定とされましたが、これがミスジャッジ。その後、甲府のドゥドゥがボールを取って抜け出したところにマリノスのデゲネクがドゥドゥのユニフォームを掴み2人は転倒。このシーンで倒されたドゥドゥがファウルをとられイエローカードをもらいました。
2017年11月 J1第33節 浦和レッズ 川崎フロンターレ戦でフロンターレのエドゥアルド・ネットが足裏を見せてスライディングにいったプレーをスルー。フロンターレの家長博選手が何回もファウルしたにもかかわらずイエローカードが出ない。終了間際、浦和レッズのコーナーキックをエドゥアルド・ネットがクリアしたときにハンドのファウルもスルーしてフロンターレが1-0で勝利。レッズファンが怒り爆発の試合でした。
他にもいろいろファールの判定やオフサイドをめぐって誤審と言われるケースが多い方のようですね。
どうして誤審はなくならないのか?
5月には浦和レッズと湘南ベルマーレ戦で世紀の大誤審と言われるゴールが認められないと言う事態も起きました。
人の目で判定すると言うのも限界がありますビデオ判定の導入も前からずっと言われている問題ですよね。ビデオアシスタントレフリー(VAR)を導入するのも予算がかかる問題です。
審判を守るために審判の存在を聖域化してきたことも原因と言えるでしょう。