松本人志が宮迫問題でワイドナショー生放送を決めた本当の理由は?
昨日の宮迫博之さん田村亮さんの会見をうけて松本人志さん、東野幸治さんが急遽ワイドナショーの生放送に踏み切りましたね。本来ワイドナショーは金曜日に収録があって、今日21日の放送分はすでに収録済みだったんですが異例の急遽生放送の差し替えとなりました。番組では松本・東野さんの口から赤裸々に今回の件に関する自分の考えや吉本興業とのやりとりが語られました。
急遽生放送に踏み切った理由は?
まず、すでに収録済みだった番組の内容が昨日の会見を受けてとい内容と全くちがうものだったという事があります。昨日の会見が開かれるというタイミングは想定出来ていなかったと思うのでこれは仕方ありませんよね。
次に松本さんが語った次の言葉です。
吉本興業は本来日本を楽しませる会社。ここ2か月は全然違う 収録後のごはんの時も芸人みんな表面は笑っていても心の中では笑えていない。 自分はお笑いが好きだし、お笑い芸人が笑ってもらえないということに憤りを覚える 自分たちのやってきた事が失敗のようになってしまうのは許せない。宮迫・亮2人のためというより自分の為です。
これは辛いですよね。宮迫・亮の2人を心配しながらも自分の愛するお笑いに対するプライドとか美学のようなものを感じました。
3つめはやはりスピードですね。今回の件がこれだけ大きな問題になったのは、発端のウソが引き金ですが、事態をどんどん悪化させていったのは会見も引き延ばし後手後手になってしまった吉本興業の対応のまずさだという事を松本さんは身に染みてわかっていたと思います。ですからとにかく迅速に対応することを選択したのだと思います。
それにしても前日に収録をお蔵にしても生放送に差し替えるなんて松本さんじゃなきゃできませんよね。
松本と東野が知らなかった事実とは?
松本さんは番組の冒頭で自分が知らなかった事実があまりに多く、自分自身騙されたような感じもしたと語っていましたね。
松本さんの知らなかったことは
・2人が何度も謝ったのに記者会見をさせてもらえなかった
・2人は岡本社長にも会えなくなっていた
・会見するなら吉本の台本でQ&Aを練習すること
時代を読み違えた会社でこのままでは吉本興業がつぶれていくという危機感がつのった
芸人たちの金銭授受判明しても公表せず静観しますと言った会社に松本さんは「静観するなら俺は吉本には居れないよ 考えさせてくれ」と迫ったそうです。 次の日6月24日 吉本興業は金銭の受け取りを公表しました。
東野さんの知らなかったこと
・会見したいといったのにさせなかった
・金銭授受を2人が告白するも今更ひっくり返せない静観するといわれた
・会見してもいいが全員クビにするといわれた
印象としては吉本興業はいつからそんなにえらくなった?という感じがする。
吉本興業での緊急会談の内容とは
松本さんは昨夜の会見後、「後輩芸人たちは不安よな。松本動きます」とツイートしてから電光石火で東野さんと吉本興行東京本部を訪れ話をしたそうです。
主な内容は
・芸人のギャラをもっと考えてほしい。もっと芸人ファーストでないと意味がない
・会社が変わらないとダメ
・岡本社長に会見をさせないと絶対ダメこの会社は終わる
・吉本興業内に松本興行的な松本の部署を作って問題を起こした芸人を引き受ける
・ワイドナショーに岡本社長を呼ぼうと思ったが逆になあなあ感が出てしまうのでやめて明日22日の会見となった。
松本興業が実現したらすごいですね。どんな芸人が所属するか別の興味が湧いてきます。カラテカの入江さんのことも気になっているみたいでしたから、そんな動きがあるかもしれません。
今後の宮迫・田村との関係は?
松本さんは昨日の夜宮迫と久しぶりに電話で話したそうで、会見をやってスッキリしていたと感想を言ってましたね。今後は岡本社長と宮迫さん田村亮さんと同じテーブルについて再び話し合ってほしい。やりずらかったら俺(松本)がはいってもいいと語っていました。すごく頼りになる先輩ですよね。宮迫さん、田村さんと吉本興業の両方を助けたいという気持ちが伝わってきましたね。
松本さん東野さんも言っていますが、だからと言ってすぐに宮迫・田村を復帰させようという事ではないと思います。それでもそこはきっちり反省してもらって、いずれは戻ってきてもらいたいですね。