渡辺一平がLDH【EXILE】とマネジメント契約を結んだ理由は?
韓国・光州で開催されている世界水泳が盛り上がってきてますね。入江亮介、瀬戸大也、要注目のスイマーが登場しますが、なかでも平泳ぎで2017年に世界記録マーク。日本唯一の世界記録保持者で、ポスト北島康介の呼び名も高い渡辺一平選手に注目したいですね。
渡辺選手は早稲田大学卒業後トヨタ自動車に入社していますが、2018年にあのEXILEを擁するLDHとマネジメント契約を結びました。LDH?EXILE?トップスイマーとちょっと結びつきませんね。渡辺選手がLDHと契約に至った理由を調べてみたいと思います。
LDHはどんな事務所なの?
LDHはEXILEの初期メンバーが出資しリーダーのHIROが代表取締役社長を務めていたEXILEエンターテイメント有限会社とHIROの友人の森雅貴さんが経営していたモデル事務所が合併してできた芸能プロダクションです。社名は、Love, Dream, Happiness の頭文字です。
現在HIROさんが会長、森雅貴さんが代表取締役CEOですね。ですから所属タレントはもちろんEXILE。三代目JSoulBrothers、generations、E girls、劇団EXILEなどのいわゆるEXILE TRIBE。その他にも俳優・タレント・モデルなどが数多く所属しています。
そして所属タレントの一覧にはアスリートの部門もあり、ラモス瑠偉、バレーボールの栗原恵などが所属しています。渡辺一平さんはアスリート部門の所属となるわけですね。
スポーツ選手と芸能事務所の契約は増えている
浦和レッズの牧野、JRAの藤田菜七子、陸上の小池裕貴といった現役アスリートがホリプロに所属していたり、エイベックスにダルビッシュ有やDNAの山崎泰明が所属しているなど、実は芸能事務所にアスリートが所属するケースはどんどん増えています。
芸能事務所は、従来の芸能関係のタレントに加えてスポーツ分野での仕事やイベントさらには町おこしなどいろいろなチャンネルが増えることでメリットがありますし、超一流アスリートになればCMの収入も大きなものになるはずです。
アスリート側からすれば、まずは自分の競技に集中することが1番なわけですから、その時間はもちろん確保しつつ、これからの時代いかにメディアに出ていくかということがイメージ的にも重要になってくる。その部分をプロである芸能事務所に任せるとことができます。
さらに現役引退後のセカンドキャリアとしても解説者やリポーターとしての道を芸能事務所をつうじて準備してもらえますね。お互いwin-winの関係になるわけですから芸能事務所も今や積極的にアスリートとの契約を結ぶようになっています。
渡辺一平の場合は?
LDHとホームページに渡辺さんのコメントが載っています。
このたび、LDHとマネージメント契約をさせていただくことになりました。「2020年東京オリンピック金メダル」と言う最大の目標を達成するため、競技に集中できる環境が必要と考え、今回の契約に至りました。今後は世界記録保持者として結果を残し続けるだけでなく、水泳の魅力をより多くの方々に伝えたいと思っています。
引用:https://www.ldh.co.jp/news/detail.php?lang=jpn&site=LDH&newsid=0000018099
もちろん上記に挙げたような理由もあると思いますが、渡辺さんがコメントしているようにまずは東京2020オリンピックの金メダルに向けて最大限集中できる環境を作りたいということ。その上で水泳を広く広めていきたいわけですからやはり大手芸能プロダクションにマネージメントしてもらう形になったんだと思います。
LDH側からしてみれば、世界記録保持者で東京オリンピックの金メダルにも最も近いスイマーですからそこは抑えたかったんだと思いますね。
引退後にEXILEに加入するなんてサプライズはまさか無いとは思いますけど(笑)