安部譲二の若い頃がヤバすぎる!ぶっとびエピソードまとめ!
2019/09/09
作家の安部譲二さん(82)がご自宅でお亡くなりになりました。最近はなかなかお姿をみることもなかったのですが、自宅療養中だったんですね。
安部譲二さんといえば、過去、反社会的組織に所属されていて、服役中の体験を執筆した「塀のなかの懲りない面々」が大ヒット。一躍売れっ子作家としてその後も小説や、漫画原作を創作しつづける変わり種作家。唯一無二の存在ですよね。その若い頃のエピソードが尋常ではありません。今回は安部譲二さんの若い頃のぷっとびエピソードをまとめてみました。
安部譲二のぷっとびエピソードの数々!
神童と呼ばれた子供時代
出征した父親の本箱にあったシェイクスピア全集、夏目漱石全集、世界文学全集、ブルターク英雄伝、名将言行録を小学校低学年で読破。港区立麻布小学校では神童と呼ばれた。
江戸川乱歩からダメ出し
麻布中学2年生の時に、江戸川乱歩の主催する雑誌「宝石」に初めて書いた小説「悪地(わるち)」を応募。当時の「宝石」の内容にあわせて「とびきりすけべな話を書いた」ら見事入選。しかし江戸川乱歩は安部が中学2年生と知ると「この少年は心を病んでいる」と言って落選になった。
イギリス留学でロバートミッチャムと殴り合い
国内で傷害事件をおこしイギリス・ウィンブルドンの寄宿制学校リッジウェイススクールに留学。4か月後にイタリアから留学していた女生徒と不純異性交遊が発覚し退寮処分に。16歳の時にカメラマンの助手としてオランダに渡った時、「史上最大の作戦」に出演していたアメリカの名俳優・ロバート・ミッチャムと女性を巡って殴り合いになる。

16人を叩きのめし、拳銃で撃たれる体験
帰国し慶應義塾高校に入学して体育会拳闘部主将になるが、早稲田大学の学生にからまれ、3人で16人をぶちのめしたため、慶應義塾高校を除籍処分。18歳の時、借金を取り立てに行って不良外人と争いになり初めて拳銃で撃たれる経験をする
地下ボクサーと悪役プロレスラー
ブラディー・ナオのリングネームで地下ボクシングで海外を転戦。ハンブルグでは悪役プロレスラーとしてもリングに上がり力道山にもスカウトされる。
日本航空で上司を殴り退社するが映画のモデルに
1961年23歳で日本航空に入社し、(よく入れましたよね(汗))パーサーにまで出世するが理不尽な客を殴ってしまい、反社会組織にいたことや前科持ちであることがバレてしまい退職安部と親交のあった三島由紀夫が日航時代の安部譲二をモデルに小説「複雑な彼」を執筆。田宮二朗主演で映画化される。
岡田奈々の大フアンで元総理橋本龍太郎と同級生
ざっくりとまとめただけでも恐るべきエピソードが満載です。まだまだあるんですよ。
往年のスーパーアイドル岡田奈々さんの大ファンを公言している阿部譲二さんですが、その岡田奈々さん、過去にストーカー被害にあい負傷しているんですが、累計8年間服役した安部さん、たまたまその犯人と同じ部屋になりキッチリ制裁したという武勇伝もあります。
第82代内閣総理大臣橋本龍太郎さんとは麻布中学時代の同級生でした。大人になって再会した2人は「お互い都合の悪いことは黙っていよう」と約束したらしいですね。そして橋本政権の時代。コメンテーターとしてニュース番組に出演していた安部さんは「俺は龍ちゃんと同級生だから」といつも自民党擁護のコメントをしていたといいます。
この記事を書いていて感じましたが、安部譲二さんは1人で10人分?いやそれ以上の人数分の人生を生きたといっても過言ではありませんよね。誰か安部さんの人生を映画化してくれないかな~きっと面白いと思うんですけどね。