ラグビーW杯2019で各国がお辞儀する理由は?海外ではしない?

      2019/09/30

よいよラグビーワールドカップ2019日本大会が始まって、日本代表の活躍と各国の熱戦で連日、盛り上がっていますね!そんななか、ニュージーランド代表オールブラックスをはじめ、イタリア代表ナミビア代表チームが試合後、観客に向けてお辞儀をして感謝を伝える姿勢が話題になっています。

彼らは何故日本式のお辞儀をしたのでしょうか?そもそも海外ではお辞儀をする習慣がないのでしょうか?調べてみました。

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ニュージーランド代表オールブラックスがお辞儀をした理由は?

W杯3連覇をねらうニュージーランドと同じく優勝候補の強豪・南アフリカがぶつかった大会屈指の好カードは23-13でニュージーランドが勝利しましたね。会場で見守る6万人の観衆は大声援をおくりながら、これぞラグビーというゲームを目にしたんでしょうね。

そして試合終了後、感動的な姿を目にします。勝利したニュージーランド代表の選手たちがスタンドの観衆に手を振りペコっと頭を下げました。日本式のお辞儀でラグビーファンに感謝の意を表したんですね。

 

 

No8のキーラン・リードキャプテンはお辞儀の理由をこう語りました。

「できるだけ日本の皆さんと繋がりたい。私たちを愛してくださっていた。今日も素晴らしかった。オールブラックスのジャージを着てくださっていた方もたくさんいた。そういう思いには応えたいと思いました」

日本人がオールブラックスのユニフォームやTシャツを着て自分たちを応援してくれている。その姿にニュージーランドの選手たちは本当に感動したんだと思いますね。そしてその感動した気持ち、感謝の気持ちを表すにはどうしたらよいか考えた結果が日本のお辞儀だったんですね。

 

ラグビー W杯 お辞儀

イタリア代表やナミビア代表がお辞儀をした理由は?

イタリア対ナミビア戦でも日本のお辞儀文化が浸透してきている感じでしたね。試合は47-22でイタリアが勝利しましたが、台風17号の影響で試合中に土砂降りの雨になるという厳しい条件でした。

そんな気象条件でも席を立たずに試合を応援したファンに選手たちが感謝の気持ちを伝えたいと思ったのは自然の流れですよね。

イタリアのセルジオ・パルセ キャプテンは

「お辞儀したのは、日本と日本のファンに対する感謝です。今日は途中から大雨が降ってきたのに、席を立つことなく80分間、試合を見続けてくれたファンに感激しました」

ナミビアのFBヨハン・トロンプ

「日本に来て以来、本当に素晴らしいおもてなしをしてもらっている。試合でも大きな声援を送ってもらえた。それに対して、僕たちもリスペクトを示したかったんだ」

両国とも感謝を超えて、感激とリスペクトだと言っています。スタンドの観衆はスタンディングオベーションで応えました。

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お辞儀文化は日本だけ?海外ではしないの?

日本人はお辞儀が習慣になっていますから、何気ない場面でもすぐにお辞儀をして、その姿が海外では、すごく丁寧だとか、逆にすぐにペコペコするとからかい気味に言われることもありますよね。

大多数の国ではお辞儀=礼儀正しい日本人文化として認識しているでしょう。

海外の国ではお辞儀はしないのでしょうか?そんなことはありません。イギリスのロイヤルファミリーに対しては一般人も、政治家もお辞儀している姿はテレビでもみますよね。海外のアーティストが舞台でお辞儀する姿も見たことがあります。

日本では日常的にお辞儀をするのとは違い、海外ではお辞儀の意味が重いのです。つまり自分より格上や目上の相手に対してしかお辞儀しないのです。

ですから今回はラグビーの選手たちがお辞儀をして敬意を表す相手、日本のラグビーファンを格上にも等しい相手として認めていただいたということでしょう。

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このさわやかなボディーランゲージはラグビーだけではなく、全世界のスポーツ選手の間に広まってほしいと思いますね。

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