創価大学・望月大希投手 2019ドラフト候補が克服した難病とは?
2109年のプロ野球ドラフト候補 望月大希(もちづきだいき)投手に注目します!185cmの長身から投げ下ろす146Kmのストレートが魅力の右腕ですが、これまでの野球キャリアは決して順風だけではなかったようですね。
苦労されたお母さんや、望月投手が乗り越えてきた難病について調べてみました。
望月大希投手のプロフィール 経歴
望月大希(もちづきだいき)
1998年2月1日生まれ (21歳)
身長 184cm
体重 81Kg
出身地 千葉県船橋市
経歴 船橋市立八木ケ谷中学校→市立船橋高等学校→創価大学
ポジション 投手 右投右打
市立船橋高校時代は鎌ヶ谷高校や我孫子東高校に好投しましたが、甲子園出場はありませんでした。

10歳で父を亡くし母の手で育てられる
野球を教えてくれたのはお父さんは、望月投手が10歳のときに病気で亡くなってしまいます。マイホームを手放し、家賃7万円のマンションで、母、兄、姉、望月投手の4人でぎりぎりの生活となります。
女手一つで3人の子供を育てるということは相当の覚悟が必要だったと思います。それでも母・美雪さんは大希さんに野球を続けさせてきました。野球はもちろん大希さんが全身全霊で打ち込んでいるものだし、亡き父の思い出にもつながる大事なものだったのでしょうね。
そして大希さんや、兄妹の前では意地でも暗い顔をみせなかったという美雪さん、本当に母は強い!そして愛情の深さを感じます。
大学2年で難病を発症。半年間離脱
創価大学に入学し、1年生からベンチ入りしていましたが、2年生の夏に難病の IgA腎症を発症してしまいます。 IgA腎症とは腎臓にIgAという蛋白質が沈着してしまう病気で、放置すると透析が必要な腎不全になってしまうというものです。
病名が判明するまでの1年間は体調不良とのたたかいで、検査で異常値が見つかったものの原因がわからず、ドクターストップ。「体が動くのに練習できずモヤモヤした」病院をまわりようやくIgA腎症と判明。扁桃腺に原因があるとわかって、手術をしてようやく快方にむかったそうです。結局入退院を繰り返し、半年間戦線離脱を余儀なくされました。
病気を克服した後も、アピールしようと張り切り過ぎてしまい、今度は右ひじを痛めてしまいました。一難去ってまた一難とはホントこのことです。
創価大学には同学年に望月投手とおなじ右投の投手、杉山晃基君と小孫竜二君がいます。2人とも150キロを出す速球派でプロ志望のドラフト候補。この2人とのライバル関係が望月投手を成長させたとも言えます。とくに病気とケガで休んでいる時はめちゃくちゃ焦りますよね。メンタル的にだいぶタフになったのではないででょうか?
その後、3年の春には防御率1.27をの成績を残し、最優秀防御率を獲得、さらに
4年の春には防御率0.76を記録しました。
順風満帆ではなく、山あり谷ありの野球人生を歩んできた選手こそ応援したくなりませんか?望月大希投手。どの球団に指名されるでしょうか?楽しみですね。