アナ雪2のダムをネタバレ考察!なぜ造られ破壊されたのか?

   

アナ雪2が前評判通り、絶好調に観客動員数を伸ばしていますね!前作から成長してアレンデール国の未来を背負った女王エルサアナとクリストフの恋の行方精霊たちなど新たなキャラクター。色んな要素が続編としてスケールアップしてる印象です。

今回は物語の最大のキーワードであるダムについて、その裏に描かれた現実世界に通じるテーマについて考察してみたいと思いますよ。以下盛大なネタバレとなりますので、まっさらな気持ちでアナ雪2を楽しみたい方はご注意ください

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ネタバレ1ノーサルドラのダムはなぜ造られた?

アナとエルサの祖父ルナード国王は北方に住む先住民のノーサルドラとの関係をきずくためにアレンデール国の川の上流に位置するノーサルドラの谷に両国の平和の証としてダムを建設しました。

ダム完成の祝宴にルナード国王とアナとエルサの父であるアグナル王子も出席していました。歌や踊りの歓迎ムードが盛り上がりましたが、突然ノーサルドラの民がアレンデールの人たちに襲いかかってきます。

ルナード国王は戦闘の中で命を落とし、アグナル王子にも命の危険が迫りましたが謎の女性に助けられ、アレンデール国に生還し、国王となります。

しかし両国の戦争に精霊が怒り狂いノーサルドラを霧で閉ざして魔法の森として封印してしまいます。

 

アナ雪2ネタバレ ダム

ダム建設の本当の理由は?裏に描かれたテーマは?

本当はルナード国王は先住民であり精霊とつながりで魔法をも使えるノーサルドラの民を非常に警戒していました。

そこでダムを建設して先住民のノーサルドラを乗っ取ろうとしますが、ノーサルドラの長にダムは自然を傷つけてしまうと反対されると背後からノーサルドラの長を切りつけ命を奪ってしまいます。

このことが、アレンデールとノーサルドラの戦争状態を作り出し、精霊の怒りをかってノーサルドラを封印され。そして現在のアレンデールに降りかかっている災害を引き寄せ、すべての災いの原因となってしまったのです。

このようにアナ雪2には現在の地球に起きている難しい問題、民族紛争気候変動についても描かれています。リアルな世界では問題をいっきに解決することはできませんが、過去の過ちを見極めるスタンスは大切だと気づかされますね。

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ネタバレ2ダムを壊したのはアナ その意味は?

これらの過去の秘密をエルサはアートハランの水の記憶から知りました。凍りかけたエルサからの思念を受け取ったアナはアレンデール国の最大の過ちを理解します。そして現在アレンデール国に降りかかっている災害を失くすために何をしなければならないのか瞬時に判断します。

アナは精霊のアースジャイアントを挑発して巨大な石をダムに投げさせてダムを破壊します。大量の川の水が洪水となってアレンデール国に襲いかかります。このシーンまるで実写を見るようでしたね。えらい迫力でした。

ポイントは過去の遺産、精霊たちの怒りの原因であるダムを破壊したのが、魔法の使えない生身の人間であるアナだったという事だと思いますね。自分たちの国の未来を切り開くのは等身大の人間である必要があるという事です。魔法に頼ることなく自分たちの力で問題解決をするという製作側のメッセージを感じます。

 

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アナ雪2はストーリーの面白さと裏に描かれたテーマにも考えさせられました。

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