「教場」木村拓哉の目 義眼&白髪メイクはどうやって作りあげたのか?

      2020/01/05

フジテレビ開局60周年特別企画の二夜連続スペシャルドラマ「教場(きょうじょう)」が1月4日・5日でO・Aされますね。累計70万部のベストセラー長岡弘樹さんの教場シリーズが原作で警察学校が舞台のミステリー衝撃作です。

 

木村拓哉さんの演じる主人公・風間公親(かざま・きみちか)の義眼白髪のビジュアルが話題になっています。このメイクがどうやって作り上げられたのかトピックを集めてみました。

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木村拓哉 風間公親の義眼は?

冷徹なカリスマ教官の風間公親は「警察学校は適性のない人間を振るい落とす場」として生徒に容赦なく退校届をつきつける非情で冷酷な男として登場しますね。

 

原作に描写されている「義眼を思わせる」「どこか焦点が定まらない双眸(そうぼう)」という部分から監督の中江功さんやヘアメークのかたと何度も話し合って決定したそうです。

 

屋外で太陽の光が当たっている時の見え方、室内で暗い時の見え方、そしてその瞳をカメラで写した時の見え方をあらゆる角度から検証して一番凄みのある義眼を作り上げました。時間も労力も、ものすごいこだわりですね。

 

そのこだわりが、相手を見透かすような迫力のある氷のような視線を再現できたんですね。共演の川口春奈さんは「普段の木村さんからも「見抜かれてる」と思うけれど義眼になったことでの恐怖や「悪いことはできない」という雰囲気が増しました。」「それが良い緊張感につながったと思います」と証言されていますよ。

教場 木村拓哉 風間公親

木村拓哉 風間公親の白髪は?

こちらも原作の「冷厳な白髪教官」という描写から白髪のリアリティーを求めて髪の毛のブリーチや白染などいくつもの方法を試して、木村拓哉さんもすぐリクエストに応じる気合の入りぶりだったそうです。

 

そして実際の参考にしたのが教場の文庫本「教場2」の表紙絵だそうです。こちらですね。

教場 木村拓哉

 

風間教官の後ろ姿が描かれていて髪の生え際は白髪でも他の部分は黒髪も多くあるので、白髪一色にするのではなく黒髪を残すことでより原作の風間公親に近いビジュアルを目指したそうですよ。

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木村拓哉さんの役作りがすごい

教場のメイキングを観ましたけど、木村さんの役作りは本当にハンパないですね。
生徒役を演じた工藤阿須賀さん、大島優子さん、葵わかなさんたちがインタビューに答えていたんですけど、

 

警察の行動訓練を演じるための練習、要するに本番のカメラが回る前の全員の動きを合わせるための練習の時に、木村さんはすでに完全に風間公親のビジュアルで見守っていたそうです。

 

事前練習ですでに鬼教官として現れた訳ですから、共演の方々はびっくりしたでしょうね。そしてものすごい緊張感ですよ。木村さんのお芝居にかける取り組み方がわかりますね。

 

木村さんは僕らの時代でも語っていましたけど、どんな現場でも、役者もスタッフも一人残らず100%でやっていないと許せないんだそうです。そしてそれを要求するからには自分にもものすごいプレッシャーをかけているはずです。

 

なにをやってもキムタクなんて揶揄する人もいますけど、木村さんの役者としての努力はものすごいものがあると思いますよ。

 

撮影現場に見学にきた一般のかたが、「今日キムタクが来てるってどこにいるの?」と尋ねているとなりに木村拓哉さんがいたそうですから、キムタクは消えて完全に風間公親がそこには居た訳ですよね。

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2夜連続の「教場」楽しみです!

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