ゴーンがレバノン逃亡で捕まらない理由は?わかりやすく説明すると

   

令和元年の最後に超ビッグなニュースが飛び込んできましたね。元日産CEOカルロス・ゴーン被告が保釈中に監視の目をかいくぐり国外逃亡!しかも映画さながらにプロフェッショナルを雇っての脱出劇。

 

メディアは連日このニュースで持ち切りですね。ゴーン被告は脱出先のレバノンで記者会意見も開いて、日本の司法制度や日産を批判しまくってましたけど。そもそもレバノンに逃げてしまえば自由の身なんですかね?なせ逮捕されないのか調べてみました。

Sponsored Link

 

ゴーンがレバノンで逮捕されない理由は?

それは日本がレバノンと犯罪人引渡し条約を結んでいないからです。犯罪者が国外に逃亡したとき、逃亡先の国との間に犯罪人引渡条約があれば、その引き渡しを相互に行うことができます。

 

そして日本はこの犯罪人引渡し条約をアメリカと韓国の2か国としか結んでい無いんです。

 

え?二か国?なんで?と思いますよね?

 

アメリカは約70ヵ国、イギリスは約120ヵ国、フランスは約100ヵ国と犯罪人引渡し条約を締結しています。

 

でも日本は2ヵ国。どうやら日本が締結したいと思っていても、世界各国の国々が日本と犯罪人引渡条約を締結したくないと思っているみたいですね。

 

ゴーン レバノン 捕まらない

 

今回のゴーンの件をみても、決して若くないのに、罪の確定していない段階で暖房のない拘置所に長期間拘留したり、奥さんのキャロルさんと接見させなかったり、日本には日本の言い分があると思うんですけど、世界の国からは、日本の司法制度は問題ありと見られているんですね。

 

捕まったら、人権を守られない、最終的に死刑まである国に犯罪人とはいえ自国の国民を引き渡したくないと多くの国が考えているということです。

 

レバノンのセルハン暫定法相

 

「日本とレバノンには身柄引き渡し協定がないので、この問題はレバノンの法律が適用される。国内で裁判が行われる限り、他国に自国民を渡すことは認められないという原則がある」

 

ハッキリ言ってますので、日本がゴーン被告を連れ戻すことは無理ですね。

Sponsored Link

 

どうしてレバノンへ逃亡したの?

レバノンはゴーン被告の祖父の出身地で、ゴーン被告も幼少時に住んでいたこともあります。国籍も持っています。ゴーン被告はあとブラジルとフランスの国籍も持ってるそうですよ。3重国籍ってありなんですね?

 

ゴーン被告がビジネスで成功してからはレバノンへ投資や寄付をたくさんしてきたそうなんです。

 

なので、レバノンでのゴーン人気は高く、なんと切手に採用されたり、もう偉人扱いですね。今回の事件がなければ将来は大統領の可能性もあったらしいです。

 

レバノンに逃亡すれば、国家的に守ってもらえると判断したのも無理はないですね。

カルロス・ゴーンはMrビーンとプロ野球のソトに似てる!特長的なのはあの部分?

それにしても今回の事件、15憶円の保釈金を捨てて、さらに逃亡費用にの数十億円かかっていると言われていますね。

 

やっぱり金持ちはなんでもできちゃうんですね。犯罪すら飛び越えて国外逃亡ですから。地獄の沙汰も金次第。まさにそんな事件です。

 - 未分類