巨人・平間隼人【史上初の育成ドラフト1】が増田2世と呼ばれる理由は?
巨人・読売ジャイアンツの2020年春季キャンプに育成ドラフト1位の平間隼人内野手が1軍メンバーに入ると発表されて話題となっています。育成から初年度で1軍キャンプに招集されるのは球団史上初だそうですね。
期待値マックスの平間選手ですが、同じように去年育成枠から1軍に定着して優勝を決める決勝打を打ってブレイクした増田大輝選手の2世とも言われています。ということで。平間内野手、増田外野手の共通点を探ってみました。
巨人史上初の育成ドラフトから1軍キャンプ招集。即戦力のセカンド候補
巨人は17日のコーチ会議で育成ドラフト1位の平間隼人内野手を春季キャンプ1軍メンバーに入れる方針を固めたそうです!今期の新人では支配下の選手も含めてただ一人!選ばれました。育成の新人選手が1軍スタートするのはジャイアンツ史上初めての大抜擢だそうです。
支配下選手の新人は2軍3軍でのスタートですから、球団の期待度の高さがわかりますよね~!間違いなく即戦力としての起用ですよね。
巨人には今セカンドをメインで守る選手がいないので、安定した守備のできるセカンドを固定するのは、ペナントレース連覇の為には欠かせないピースです。
平間隼人内野手 徳島・牟岐町出身
平間隼人(ひらま・はやと)1996年12月16日生まれ。徳島県牟岐町出身の23歳。身長173cm、体重75kg。右投げ左打ち。
小学校2年生のときに牟岐若潮クラブで野球を始めて牟岐町律牟岐町立牟岐中学校では軟式野球部のエースとして活躍しました。
高校は鳴門渦潮で寮生活をしながら、3年生の時に主将として徳島県大会の決勝に進出しましたが、鳴門に敗れ甲子園の出場経験はありません。
卒業後は四国アイランドリーグの徳島インディゴソックスに入団しました。1年目は増田大輝選手と一緒にプレーして常にその背中を負いながら努力しましたが、目が出ず、3年目のシーズンを終えた時、家庭の事情で電気工として働きました。
やはり野球への熱意は止めれられずに半年で電気工をやめ、チームに復帰しました。
猛練習の末、今期はリーグ盗塁王を獲得。見事に巨人から育成枠ドラフト1位の指名を勝ち取りましたね。
増田大輝2世とよばれる理由は?
増田2世とも呼ばれる平間隼人内野手。共通点がたくさんあるんですね。
同じ徳島県出身。同じく徳島インディゴソックスの先輩・後輩で平間選手が徳島に入団した1年目には増田選手と一緒にプレーして数々の刺激をウケたそうです。
なかでも増田選手が育成で巨人から指名されて。今年ブレイクした姿は平間選手の目にもやればできると映ったでしょうね。身近で最大のお手本になったわけですから。
途中で一度は野球を諦めて、平間選手は電気工、増田選手はとび職で働いていたこともかぶります。
プレーも守備職人のユーティリティーで即戦力というところも同じですね。今年、平間選手は増田選手の自主トレにも参加して一緒に汗を流したそうですから、もう一心同体のような感じですね。
増田選手としても後輩の活躍はうれしいと思いますよね。今年は去年に続いて巨人で徳島旋風が吹くところを見てみたいですね。