美食探偵明智五郎 ネタバレ第2話感想&第3話あらすじ 茜の祖父に号泣!
美食探偵明智五郎第2話もみどころ満載でしたね~。明智五郎と小林苺の探偵&助手コンビの息もあってきたし、苺の友達・桃子の出番もだんだん多くなってきましたね。富田望生さんも今や売れっ子女優さんですからね。上遠野&高橋の警察・脇キャラコンビもなじんできた感じです。
それでは盛りだくさんの第2回、感想からいってみましょう。
2話感想 茜・志田未来 泣きの演技が光る
ゲスト出演古川茜役・志田未来さんが光りましたね。習得はむずかしい津軽弁を駆使しながら表現する幼なじみで恋人への愛憎劇。言葉にすると薄い感じになっちゃいますが、表情や涙の使い分けが素晴らしかったですね。
自分の作った林檎ジャムを飽きて食べなくなってしまった恋人。それを新しい彼女に食べさせる恋人。そのジャムは茜のおじいちゃんが育てた林檎をつかい、お母さんから教わったレシピでつくったもの。茜にとっては自分の分身のようなものだったんでしょう。
同じ林檎ジャムなのに、私の送ったものは食べずに、高級ホテルでサーブされたものは食べるのかという茜の怒りに対して、明智五郎の言った「それが料理というものです」の一言が深かったですね。
同じ料理でも食べる環境や提供する人によって全く変わってしまうのが料理。うーむ勉強になりました。
3話あらすじ シェフ・伊藤と対決!
激安フレンチにおされて売り上げの落ちていたフレンチレストラン「メゾン・ヴェリテ」にきていた客がパンをのどに詰まらせて窒息死するという事件?事故?が起きた。
明智五郎(中村倫也)はそのレストランの厨房にモナ・リザの絵葉書が飾ってあったことを知り、マグダラのマリア(小池栄子)が事件に絡んでいると確信する。
しかし目撃者の話では店長でシェフの伊藤(武田真治)は喉につまらせた客を必死に助けようとしていたという。これは事故の可能性も裏付けていた。
翌日グルメサイトのあるレビューにめをつけた明智は苺(小芝風花)と「メゾン・ヴァリエ」にディナーに出かける。
明智はロッシーニや極上の料理を堪能するとシェフ伊藤の犯行をあばくため緊迫のやりとりを開始する!
茜のおじいちゃんの演技が泣かせる
茜のおじいちゃん、泣かせてきましたね。登場したシーンはテレビ見ながら夕飯をとっていて、帝都ホテルの事件をニューㇲが報じている場面でした。あれ?みたことある役者さんだなぁと思って調べたら渡辺哲さんでした。90年代にはVシネマでヤクザとか殺し屋役で活躍、TVでは刑事や頑固おやじ役で多数のドラマに出てらっしゃいますね。
中盤では茜の生い立ちを苺に語り、その悲しい背景を浮き彫りにして明智五郎も知るところとなりました。林檎は傷ついても中身は変わらず美味しいからと孫娘に林檎とおなじ茜となずけたおじいちゃん。警察にあかねが連行される場面では初めは孫を守ろうと抵抗しながら、あかねの決意に気づくと「おれは大丈夫だぁ」と笑いかける演技。ここでもらいましたね。涙腺の崩壊を。
さすが、ベテラン俳優さんならではの味ですね。若手俳優さんに混じってのいぶし銀の演技。素晴らしいですね。明智五郎風にいえば「うん。悪くない」です。