塚原夫婦が引き抜き?! 朝日生命体操クラブ所属選手の成績がすごい!ボイコット事件も起きていた。

   

体操の宮川紗江選手(18)が体操協会の塚原千恵子強化本部長塚原光男副会長のパワハラを告発しました。

宮川選手と速見祐斗コーチを引き剥がして塚原夫婦の運営する朝日生命体操クラブに入れるために、速見祐斗コーチの体罰行為が告発されたという構図が見えてきましたね。

朝日生命体操クラブは所属選手も多くオリンピック選手もたくさん輩出しています。

その反面、過去にはトラブルもおきています。

朝日生命体操クラブの概要をみてみましょう。

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朝日生命体操クラブの成り立ちと塚原夫婦による引き抜き疑惑


朝日生命体操クラブは1974年に女子体操の企業チームとして発足しました。

塚原千恵子コーチと朝日生命の社員2人の総勢3名のスタッフでスタートしてその後、子供たちのための朝日生命体操教室を設立。

1979年に世田谷区久我山に朝日生命久我山体育館が完成すると男子部員も受け入れるようになり、塚原千恵子の夫である塚原光男が男子の指導員として加わりました。

数々のオリンピック選手を輩出するクラブへと発展していきますが、同じく朝日生命の運営するテニスとバレーボールが成績不振で休止されることとなり、体操クラブもその存続が危ぶまれました。

2002年に塚原夫婦が有限会社塚原体操センターを設立して朝日生命の協賛を受ける形で朝日生命体操クラブを引き継ぎました。

もちろん塚原夫妻の指導力もあると思いますが、他のクラブで育成された有望選手を引き抜いて選手層を厚くしてきたというやり方が体操関係者の話として伝わっていますね。

今回のパワハラ告発の本人、宮川紗江選手も語っていますし、池谷幸雄氏も自身のクラブの村上 茉愛選手が引き抜かれそうになったと話しています。

日本体操協会の幹部である塚原夫妻に声をかけられて、実績があり、練習環境が整えられえているクラブへの移籍を断れる選手もそんなに多くないと思いますよね。

塚原千恵子 パワハラ 朝日生命体操クラブ ボイコット

 

所属選手の成績がすごい!オリンピック選手も多数。


朝日体操クラブは合計で24人もの選手をオリンピックへ出場させています。

男子ではまず塚原直也選手。塚原夫妻の長男ですよね。

2004アテネオリンピックで団体金を獲得。

今は朝日生命体操クラブの総監督も努めています。

言わずと知れた 内村航平選手はロンドン、リオ、北京オリンピック 個人総合団体2連覇を含む7つのメダルを獲得してますよ。

他に中野大輔選手はアテネオリンピック 団体金を獲得しています。

女子選手も錚々たるメンバーが所属しています。

信田美帆選手 1993ユニバーシアード 団体銅

小菅 麻里選手 1994アジア大気吾 団体銀

上村美輝選手 2006アジア大会 平均台銅 団体銅

大島 杏子選手 2006アジア大会 ゆか銅 団体銅

石坂 真奈美選手 2006アジア大会 団体銅

溝口絵里香選手 2006アジア大会 団体銅

黒田真由選手 2008北京オリンピック 団体5位

山本さとみ選手 2003全日本学生選手権 個人総合優勝

岡部紗季子選手 2005全日本ジュニアで初タイトル

美濃部ゆう選手 2012ロンドンオリンピック 団体日本代表

大川 真澄選手 1996アトランタオリンピック 日本代表

鶴見虹子 2009世界選手権 段違い平行棒銀 個人総合銅 2010アジア大会 団体総合銀

すごいですね!最後の鶴見選手は元朝日生命所属の選手ながら宮川選手の告発にエールを送っています。

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過去にはボイコット事件がおきていた!

1991年の全日本体操選手権で塚原千恵子氏が中心となっていた審判団の採点に対して他クラブの選手の不満が爆発。

出場選手91人中55人が大会をボイコットしたと言うものです。

なんと半数以上が参加拒否!したんですね!

ロス五輪の森末慎二氏は塚原千恵子氏が審判を全員自分の側につけてしまって、朝日体操クラブ以外の選手がどんなに良い演技をしても点がでないという状況を語っています。

公式な大会で選手がボイコットするほどの採点て相当すごいですよ。

塚原千恵子氏が責任をとって強化本部長を辞任していますが、自分のクラブの選手だけに得点を出すって、あのボクシング協会の会長とやっていることは同じですよね。

一連のパワハラ問題はまだ続きそうですが、宮川選手には早く安心して練習できる環境を取り戻してもらいたいものです。

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