先生の体罰は今?暴言指導・パワハラとどう向き合あうのか?対処法は?

      2018/07/01

体罰問題が大きな社会問題となってから今現在、私の見聞きする限り大っぴらに暴力的な指導を行なっている場面を見た事がありません。

影では分かりませんよ。ただ先生や指導者も体罰問題が発覚すれば処分の対象となってしまう以上、子どもに手を出すような指導は出来ません。

手を出せない代わりに言葉での暴力的指導は多くなっている気がします。

ミスをしたり満足なパフォーマンスを発揮出来ない子どもに対する暴言や誹謗がエスカレートしてプレイに対する技術的な内容ならまだしも、性格や容貌に対してまで激しい言葉で罵る場面も何度か見た事があります。(娘の在籍するチームではありませんでしたが)

こうなるとパワハラに近く、子ども達は萎縮してますます本来の力を出せなくってしまいます。

私の娘たちもいろいろな先生にお世話になってきましたし、パワハラのような指導をされた事もあります。

そんな経験の中で感じた若い先生と経験のある先生の指導の違いについて考えてみます。

若い先生は指導歴が浅く経験値もまだない状態で、それでも実績を出さなくてはなりません。

試合には勝ちたいが、子どもたちは自分の思う通りに動いてくれない。自分の気持ちが子ども達に届いていないというジレンマの中で暴言指導にはしる感じがします。

保護者とのコミュニケーションもまだあまりうまくありませんから、自分の指導方針や今チームとして何に取り組んでいるかなどの説明が不十分で保護者との距離を感じてしまうのかもしれません。

一方、年配で実績のある先生は経験値も高く、なんと言っても保護者より年上です。まず保護者とコミュニケーションをとります。保護者が練習見学に行ったときや、練習試合の応援に

顔を出すと必ず声をかけてくれます。まず保護者との距離を詰め信頼関係をつくっていきます。

そうすると保護者達は「先生にお任せします。子どもにはガンガンやってください!」となるんですね。

結果、子どもには厳しい事を言いますが、人格を否定する様な事を言わなくても先生の考えるプレーを全員ができるようになっていくんですね。

パワハラ暴言指導を防ぐには普段から練習を見ている事と先生としっかりコミュニケーションをとって行く事がポイントだと思います。

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