木枯らし1号いつ?2018年は吹かない!なぜ東京と近畿だけ発表?
2018/11/30
11月もそろそろ終わり。もう12月師走ですねー。今年の秋はずいぶんと暖かいですが、なにか忘れている気がしませんか?そう!まだ木枯らし1号の発表がないんです!なんと今年は吹かない可能性が高いそうです!また木枯らし1号は東京と大阪でしか発表されないそうですよ。どういうことでしょうか?いろいろ謎ですね。調べました。
そもそも木枯らし1号とは何ですか?
木枯らし1号ってもちろん聞いたことはありますけど、詳しく考えたことありませんよね?冬に吹く冷たい風の第1号?くらいに思ってましたけど、じつは木枯らし1号と認定されて発表されるのには厳しい条件があったんです。
【東京地方】
時期:10月半ばから11月末まで
気圧配置:西高東低の冬型
風向:西北西から北
風速:最大風速がおおむね風力8m/s以上
【近畿地方】
時期:霜降(10月23日~24日)から冬至(12月22日前後)まで
気圧配置:西高東低の冬型
風向:北寄り(西北西から東北東)
風速:最大風速8m/s以上
ただし、大阪、神戸、京都、舞鶴、彦根、和歌山、奈良のうち3地点以上で観測した場合。
いろいろ条件があるんですね。しかも東京都と近畿でも条件が違います。いやー知りませんでした。木枯しっていうと「木枯し紋次郎」か「北風小僧のかんたろう」くらいのイメージしかありませんでしたね。
東京では今年木枯し1号の発表がない可能性が大!
今年は冬型の気圧配置が弱く、全国的に北寄りの風が吹きにくい状況が続いています。実際まだあったかいですもんね。大阪は先週2017年より23日遅く木枯し1号の発表がありましたが、東京ではまだありません。
東京の期限が11月30日までですからこのまま木枯し1号の発表がない可能性が大です。そうなると1979年以来39年ぶりの珍事だそうですよ。
木枯し1号はなぜ東京と近畿でしか発表しないの?木枯し2号3号はあるの?
東京と近畿で発表する理由については木枯らしの定義に合う風が吹くこと、人口が多いこと、そこに住む人々の話題にのぼることなどがあげられるそうです。
逆に東京地方、近畿地方以外で木枯らし1号を発表しない理由は科学的根拠に基づく理由はないそうです。
おい!特に理由ないんかい!と突っ込みたくなりますが、そもそもいつから木枯し1号の発表がはじまったのかも明確ではないそうです。
木枯し2号3号も測定はされているんですが発表はしていないんだそうです。そんなに2号3号を待ち構えている人もいないんでしょうね。