ナムいドローン仏を仏師三浦耀山が作った理由がすごい!
2018/12/01
皆さんドローン仏って知ってますか?文字通りドローンに乗った仏像なんですけど、仏さまが空を飛んで大変有難いと話題になっています。作者は仏師の三浦耀山さん。どうしてドローン仏を造ったのか?さらに新しい仏教用語で「ナムい」って言われてるんですけどこれも意味不明ですよね。両方調べてみましたよ。
仏師三浦耀山の経歴がすごかった!
まず仏師三浦耀山さんなんですが1973年埼玉県宮代町で生まれました。早稲田大学に進学し、仏像とは全く関係ないだろうと思われる政治経済学部卒業後、一旦は一般企業に就職されたんですね。
その後かねてよりなりたかった仏師を目指して退職。ってここが普通じゃないですよね?仏師になって退職じゃなくてなるために退職ですからね。なんの保証もないのに。
しかしそこから滋賀県の大仏師戸邊勢山に弟子入り。13年間の修行の末、耀山の雅号を得て独立。京都で仏像の製作や修復をされてるんですね。すごい!まさに一念岩をも通すですね。そのメンタルの強さは見習いたいです。
ドローン仏を製作した理由とは?
仏師三浦耀山がドローン仏を造った理由。それは
阿弥陀如来が雲に乗ってこの世に光臨する様子を再現するためです!
三浦さん発想力もハンパないですよね。
しかし当初木製の仏像でテストしたところ重すぎてドローンが離陸できないという事態に!それから2年間試行錯誤をかさねて木製の仏像を3Dプリンターで作製、樹脂製で中を空洞にすることで8gという軽量化に成功しました。
しかしまだ道半ばで最終目標は来迎図を再現するために阿弥陀如来像にプラス25体の菩薩像をドローンに乗せる計画だそうです。
ドローン仏はどこで飛んだの?ナムいってどういう意味?
ドローン仏は京都の龍岸寺で催されたテクノ法要イベントに光臨したそうです。テクノ法要イベントがすでに分かりませんが(汗)10mの高さから舞い降りたそうですよ。そのお姿がナムい!と話題をかっさらいました。
ナムいってどう意味なんでしょうか?この言葉を生み出したのは浄土系アイドル(!)てら※ぱるむすです。「阿弥陀仏に帰依する」という意味の「南無」を形容詞にした言葉で「エモい」的な感じで使っていたそうです。
自分の中にプラスの感情や、ありがとう・感謝の意味で使うよ良いそうですよ。
ドローン仏、テクノ法要、浄土系アイドル、エモい、昔から布教のためにはいろいろな事をやってきたとはいいえ、仏教の世界もだいぶ様変わりしてきたようですね。