3年ぶり優勝で桃田賢斗最強説!強さの秘密とは?謹慎前と何が変わった?

   

全日本総合バドミントン選手権男子シングルス決勝で、西本拳太(トナミ運輸)を破って桃田健斗選手(NTT東日本)が実に3年ぶり2度目の優勝をかざりました。昨年の大会では謹慎あけの緊張から実力を出せずに敗退してしまいましたが、今年は攻めも守りも確実なプレーで相手を圧倒しての勝利で完全復活を遂げました。

桃田選手の強さの秘密は何なのでしょう?そして謹慎前と何が変わったのでしょうか?まとめてみました。

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フットワークの速さと体幹の強さでラリーを制す!

謹慎中にそれまで得意ではなかったフィジカルトレーニングと体幹トレーニングをを熱心に行って強靭な足腰としっかりとした体幹を手に入れました。その結果コートのどこのに打たれてもレシーブできるほどフットワークがよくなりましたね。

同時に体幹も強くなっているので不十分な体勢からでもしっかりとレシーブしてきっちりと強いシャトルを打ち返せるんですね。さらにフットワークが良いという事はシャトルを必ずラケットのスイートスポット(真ん中)でとらえることができます。きちんとスイートスポットでとらえたシャトルはいろいろなコースに打てたり変化をつけることができるのでラリーの最中でも有効なショットを打つことができます。

桃田賢斗 最強 秘密

 

心の成長!感謝の気持ちで勝利!

長いラリー中でも冷静になってゲームを楽しむ余裕があるように見えますね。苦しい時には支えてくれた人々へ感謝の気持ちを呼び起こして踏ん張ったそうです。やはり人は自分だけの為より、人の為のほうが頑張れるんですね。

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謹慎、出場停止期間を経てなにが変わったのか?

2015年に日本選手権で優勝し名実ともに実力をつけていてリオ五輪の大本命といわれていましたが、不祥事が発覚し出場停止処分となりオリンピックも棒に振りました。自ら招いた結果ですがそれまで順風満帆に駆け上がってきた彼のキャリアには考えられなかった挫折です。ショックなんて生易しいものではなかったと思います。

そんな状況の中で再び這い上がるために桃田選手は自己改造に取り組みました。今までやりたい練習しかやらなかったのに、苦手のフィジカルトレーニング、体幹トレーニングをやり込みました。

身ににつけてたアクセサリー類も全てはずしました。そしてなにより大きかったのは海外の試合やトーナメントに出るのは当然と思っていた彼が、自分は多くの人に支えられていると感謝の心を再確認したことだと思います。

一度地獄をみた男は強いですね!桃田賢斗選手の今後の活躍が楽しみです。

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