バレーボール部。上手くなくてもレギュラーになる方法とは!
2019/06/02
バレーボールは1チーム6人でやるスポーツです。アタッカー、セッター、リベロなどポジションが決まっていて通常は控えの選手やピンチサーバーなど入れて12~14人ぐらいが選手登録されてベンチ入りメンバーとなります。
レギュラーとしてベンチ入りするには、当たり前のことですが、それぞれのポジションで技術の高い選手が選ばれますよね?
アタッカーであれば敵のブロックをはじき飛ばすパワーのを持っている選手だったり、コースにアタックを決めて得点できる選手、味方が苦しい時に得点できるエース。
セッターなら多彩なトス回しで相手のブロックの裏をかいて攻撃パターンを作れる選手、リベロであれば正確なレセプションや粘り強いディグで守備の要になれる選手。
その他、鉄壁のブロックで相手のアタックをシャットしたり、強烈なサーブで相手を崩したり等等、そのポジションでのスペシャリストがレギュラーの座をつかみ取る訳ですね。
みんなレギュラーになるために毎日毎日、汗水をたらして一生けん命に練習をするんです。
しかし、努力を重ねてもやはり技術の差はできます。どんなに練習してもテクニックやプレーではあの選手にかなわないという場面が現実にはあります。
そういう選手たちはレギュラーをあきらめるしかないのでしょうか?
多くの場合はそうだと思います。
それでも。
技術で及ばなくてもレギュラーになれる方法はあるんです。
それは 声を出すことです。誰よりも大きな声を出してチームを盛り上げ勝利に貢献する。これができる選手はレギュラーになれる可能性が有ります。
チームが得点を重ねて流れに乗っているときには真っ先にコートの中を走り回り声を出してさらに勢いをつける。相手の得点が先行して味方の雰囲気がまずい時にはみんなを励まし鼓舞して再びこちらの流れを持ってくる。
実際のプレーで得点をしていなくても、チームのムードメイカーとして振る舞えれば、間違いなく勝利に貢献するレギュラーとして必要とされる場面がくるでしょう。
娘の高校のチームメイトは「私はどんな事をしてもコートに立つ。技術で劣ったとしても絶対にチームに必要とされる選手になる!」と公言していつも大声でチームのムード作りに努めた結果、キャプテンとして常にレギュラーで活躍していました。
2人いるうちの技術では劣っている方のリベロを大きな声でチームに指示を出せるという理由で、レギュラーにしている強豪チームも有ります。
ただ、間違ってはいけないのは、ここであげた2人の選手もたくさんの努力をしてきたという事です。
考えてみてください。なんの努力も練習もしない選手がいくら大声を出して盛り上げたって誰が納得するでしょうか?
技術では届かなくてもみんなと同じかそれ以上に努力してきた姿を誰もが知っているから、ムードメイカーとしての信頼を得られるのだと思います。
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上手くなくてもレギュラーにはなれますが、努力なくしてはレギュラーには絶対なれません。というお話でした。