大晦日のRIZIN・14ではフロイド・メイウェザーと神童・那須川天心のエキシビションマッチが実現しましたね！ボクシングの最強チャンピオンという事はわかってますけど、「経験では私に分がある。練習は必要ない」などかなりの余裕発言をしています。そこでメイウェザーがどれだけ強いのか調べてみました。

フロイド・メイウェザー・ジュニアはアメリカ合衆国ミシガン州グランドラピッツ出身1977年2月24日生まれの41歳。父親のフロイド・メイウェザー・シニアと叔父のロジャー・メイウェザーにボクシングをたたき込まれました。

まずプロになって50戦50勝無敗っていう信じられない実績を残しました。WBC、WBO、WBA、IBFの世界王座認定団体の世界タイトルをことごとく手にしました。さらに無敗のままスーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の５階級を制覇するという史上初の快挙も成し遂げています。パウンド・フォー・パウンド（体重の階級を考慮しないで誰が最強かという考え方）の最強ボクサーと評されていました。

6階級制覇の王者マニー・パッキャオや総合格闘技ＵＦＣの二階級制覇王者コナー・マクレガーを撃破してきました。スピードとディフェンス技術のファイトスタイルは素晴らしいものがありますが、最近では判定狙いのディフェンス重視なスタイルにも批判が集まってますね。

Money（金の亡者）の異名をもつメイウェザーがのファイトマネーはすでに神の領域に入っていてマニー・パッキャオ戦のファイトマネーは270憶円、コナーマクレガーとのファイトマネーは110憶円を稼いでいます。

引退したメイウェザーがさらに稼ごうと目を付けたのが日本のRIZIN・那須川天心だったんですね。楽して稼ごうとメイウェザーは完全に自分の土俵のボクシングルールでのファイトを要望します。それでなくても天心とは身長差で８ｃｍ体重差で10Kgの差がありますから、メイウェザーの完全有利な条件で戦うことなります。しかもキックの反則は一発で5億円の違約金をとるという徹底ぶりです！

客観的にみるとどう転んでもメイウェザーが勝利するようにみえますよね？実際那須川天心は日本での認知度は最近凄まじいですが、世界的には圧倒的に無名。メイウェザーの足元にもおよびません。この試合も公式戦ではなくあくまでエキシビションマッチ。厳密には勝ち負けはつきません。

それでも我々は33戦無敗のこの若者に期待してしまいますよね！那須川天心も神童として数々の奇跡的なKOをみせてくれました。大方の予想ではメイウェザーが３Rディフェンス重視でかわしまくるという展開になりそうですが、天心には圧倒的なスピードがあります。１発でも２発でもヒットすればダウンを奪える可能性はありますよね。

「メイウェザーをKOします！」という言葉を信じて奇跡をみせてもらいたいですね！